おめでたいこと続きの宮田です。
何がそんなにアレなのかと言えば、本日９／２１は、iPhone 5の発売日であり、初代から全てのモデルを購入している私としては、今回も当然のことながら予約しているわけで、本日の朝９時に、無事に受け取る事が出来ました。
もう買う前からAppleが発表したジョナサン・アイブによるデザインの解説や製造工程のビデオを見て「iPhoneの誕生以来、最も大きな購買欲」を掻き立てられ、速攻で黒の64GBを予約したのだ。
テザリングを解禁したauにMNPという選択肢もあったのだが、そもそもテザリングなんてそんなに使うもんじゃないので、それだけではauに乗り換える動機にはならない。
ではLTEのクオリティはどうか？
そこで一瞬悩んでみたものの、MNPの手続きが面倒臭そうなのと、家から最も近所なのがソフトバンクショップという理由から、そのままソフトバンクで行く事にした。
発売の二日前に、孫正義社長が緊急会見を行うというので、オフィスでUSTREAMを見ていた。
すると、「テザリングやります」とか「買取価格を上げます」さらに「auより速いし基地局多い」とまで言ってみせた。
auより速いかどうかは疑問が残るものの、スマートフォンの買取りというのは恐れいった。
これにより日本国内のメーカーは、ほぼ即死するのではないか。
買取り価値のあるスマートフォンなんて、iPhoneぐらいのものだ。
もし今回買取ったiPhoneで、国内に中古iPhone市場などというものが大規模形成されたとしたら、日本のスマホなんて買取り価値が無いから誰も買わなくなる。
国内メーカーは一日も早くAndroidなんか捨てて、フリーになったPalmOSかWindows Phone 8に乗り換えるべきだろう。
何れにしても、Appleと同じレベルの総合的なユーザー満足度を提供するには、ものすごく時間が掛かると思う。
それか、世界標準なんて考えは止めるのも手かもしれない。
話をもとに戻し、実際にiPhone 5を手に入れて感じたのは、恐ろしいぐらいの、その質感の高さである。
今回は黒を買ったのだが、妻が買った白を見て、ガラスのエッジの美しさに驚いた。
ガラスとアルミの合わせも素晴らしい。
そして何より、恐ろしく速い。
幸いにして、金沢市内はLTEネットワークが、ほぼストレスなく使えるインフラが整備されているようだ。
先日の記者会見で言っていた、基地局１万以上というのは本当かもれない。
ちなみにauのLTEは、同じ場所でも拾わなかった。
Safariで検索した時のスピードは、感動に値する。
体感的にダウンロードは、自宅のWiFi経由の光ファイバーよりも速い。
実際にスピードテストで測ってみたところ、本当に速かった。
縦長になった画面に、さっそく対応しているアプリを幾つか起動し、操作してみると、殆ど全くと言っていいほど、大きくなった画面に違和感なく使えることに感心した。
その大きくなった画面の威力が最も効果的に分かるのが、16:9のHDクオリティビデオを見たときだろう。
iTunesと同期させ、ビリー・ジョエルのNew york city of mindのライブを見たところ、前面のガラスがシームレスに映像の黒と溶け込み、とても高級感のある高解像度映像プレイヤーの佇まいなのだ。
私がゴチャゴチャと書くよりも、とにかく買ったほうが良い。
もし開発者で、来年のiPhone 5Sが出るまで待つとか言っている人は、意味ないからすぐに買うべきだ。Phonr 5Sが出たら、また買えば良いんだから。
この感覚を体験することを1年先延ばしにするという事は、体験と一緒にビジネスチャンスも伸びてしまうだけで、何も良いことが無いと思う。
さて、もう一つのおめでたいこと。
それは、菱川勢一率いる、DRAWING & MANUAL Inc.の金沢支社が、ついに本日オープンした。
私は「金沢支社長」という、正体不明の肩書きを託された。
私も起業して二十三年になろうとしているところだが「支社長」という肩書きは初めてだ。
いつもの「社長」でなく「支社長」だと、なんとなく責任感が薄れ、肩も軽くいい感じだ。
クリエイティブ・デザイン・テクノロジーを武器に、金沢をシリコンバレー的にしていこうとしている我々としては、同社の金沢出店は、真に嬉しい限りだ。
菱川さん、ありがとう。
